《近畿大学工学部 西村教授による新旧Stageの測定データ》

新・旧のStageにスピーカーを設置し、白色雑音(1m前で80dB)を放射し、底板の支柱より前側半面の振動を測定した結果、800Hz辺りまでは概ね同様の振動レベルだが、周波数が増加するにつれ「StageⅡ」の振動が「Stage」に比べて減少していくことがわかった。

原因として、低周波領域では、支柱の中に詰められた超微粒砂による振動吸収が効果的で、これは「Stage」と「StageⅡ」に共通している。

一方、「StageⅡ」では【VD-PROP】にHelca1を巻いており、ヘリカ内の高分子材料溶液が振動の高周波成分を吸収するため、底板まで振動が伝搬せず、振動レベルが小さく抑えられているものと考えられる。

また、この事実は、再生音において、高域の広帯域雑音がよく減衰し、透明感のある再生音を実現するとともに、位相特性も改善されて、表現空間の広がりと音像定位の明確さといった解像度の向上の事実と一致する結果といえる。


図1 a) Stage-Old タイプ4819Hz


図1 b) Stage-New タイプ4819Hz

※青色(振動が大きい)の面積が明らかに減少し、赤色(振動が小さい)の面積が増えていることがデータから読み取れる